金メダリスト内村航平がコナミスポーツを退社?プロに転向か!



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体操の16年リオ五輪男子個人総合で2連覇を達成した内村航平さん(27)


内村航平さんはは日体大時代に初出場した08年北京五輪で個人総合と団体総合の銀メダルを獲得し

09年世界選手権で個人総合を初制覇しました。

また、11年に強豪コナミスポーツに入社して現在までに至っていました。

3大会連続の五輪出場となったリオ大会では44年ぶりの個人総合2連覇を果たし、

世界選手権と合わせて8年連続金メダルの偉業を成し遂げました。


その内村航平さんプロになるために、27日、所属のコナミスポーツ退社を正式発表しました。

筆者が個人的に思ったのが、まだプロはいないのか?ということでした。

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長友選手↑

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岡崎選手↑

サッカー日本代表の岡崎慎司(レスター)や長友佑都(インテル・ミラノ)を担当する

マネジメント会社がバックアップ。


味の素トレーニングセンター.jpg



練習拠点は東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)が候補に挙がっている。


そのような、大手スポーツマネジメント会社と契約します。



オリンピック4大会連続の代表入りを目指す20年東京五輪も見据えて、

体操界では日本初のプロ選手として活動を始めるそうです。




 内村航平さんは所属していた、「コナミスポーツクラブ スペシャル体操教室」に参加して


コナミスペシャル体操教室.jpg


「11月30日をもって(コナミスポーツクラブを)退社し、

日本体操界初のプロという形で今後体操を広めていきながら、

競技をやらせてもらうことになりました。

今後は競技以外に、普及という部分にもすごく力を入れたいと思っている。

子ども達に体操を広げて、その中から未来の日本代表が生まれてくれれば」と語りました。

内村航平さんの奥様

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なんと、全国から200人が集まったこの日の体操教室ではマット運動を中心に指導。

倒立を実演し「しっかり床を見て、自分が逆さまになっていることを把握して下さい」とコツを解説するなど、

リラックスした表情で子ども達と触れあっています。

内村航平さんはかねてから「もっともっと体操を広めていくようなこともやりたい」と

競技普及への熱意を語っていましたので

プロになりますと、自らの意志でこのように全国のファンと直接触れあう機会が今後は増えそうですね。


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プロになるメリットは?スポーツ選手のプロとアマどう違う?



プロ転向により複数の大手企業から支援を受けられるようになるし、

内村航平さんがが希望する体操の普及活動にも力を入れやすくなるし、所属企業のしがらみがなくなります。


プロ野球やサッカーなどを除けば、高校や大学卒業後に企業や団体に就職して

給与をもらいながら競技を続けるのが通例ですね。

競泳ではことし引退した北島康介さんが現役時代に日本コカ・コーラと契約してプロスイマーになりました。



プロになる理由は必然的でしょう。アスリートは生活の大半を

スポーツに費やすアマが増えるなど矛盾が表面化します。



以前は、経済的な利益を追求してはいけないという「アマチュアリズム」が叫ばれた時代は、

プロを低くみる傾向があったし、参加資格をアマに限る大会も現実は多かったのです。

観戦する側も高いレベルの試合を求め始めますので、両者のバランスが悪くなります。

実は1974年にはオリンピックの出場資格からアマチュアの文字が消えているのですね。




日本もこの流れに沿ってプロの業態?が必要になるし普及していくようになってきたのでしょう。。

現状、日本では企業がチームを持ち、選手を社員として抱えています。

あくまでも職場の福利厚生であり、強豪チームは企業のイメージアップにつながるためでした。




企業の福利厚生環境の中では、練習に時間を費やすスポーツマンは、高みを目指すためにも、また

社員という環境や限られた予算のなかで活動するよりも、自己の表現の幅を広げるためにも、世界の

レベルと戦う意味ではプロに転向するほうがよいのでしょうね。

今後の益々のご活躍を期待したいですね。

では、この辺で。

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